農家の心構えを学ぶ

現地の農家さんと触れ合って、仕事に対する真剣さ、作物への愛情、も、直に感じました。

自分みたいな、現場の苦労の字も知らん若造が、鍬の一つ雑草とり一つですぐ音を上げる半端者では、到底足元にも及ばないような。
大変な重労働を経て、農家さんたち「商品に出せる」立派な作物を育て上げて、出荷する。
そのお陰で、自分たちの目の前に食べ物があるし、今日を生き永らえてる。。。

自分は、農で生計を建てようと思いました。
すると、農家さんたちの抱く思いが、少し伝わってくるような気がしました。

「半端なモノは商品に出せない」です。

自給用なら「これでいっか〜」で済ませられるようなのも
商品棚に並べるのだと「傷一つ」「虫食い一つ」ついてない、立派なものを!と意識が行く。
なぜなら、それがプロとしての心構えだから。

自分の名がラベルになる(或いは集落名もかな)、その作物への責任は、全て自分に掛かって来るのです。
当然に、立派に実ったものを、最高の状態で、お客さんに提供したいではありませんか。

まぁ、苦節難局経て、商品棚に並ぶ頃にはなんですが…
都会にいた頃の「無農薬」とか「無肥料」とか求めるのとは、また別視点でのお話。

作物に対する責任と、農家としてのプライド、これで明日の糧を繋ぐって(食は命の基本やしな)
半端な仕事はできんし、そーゆー半端な気もちを持ち込まれるのは迷惑やし、やるならきちんとヤれ!と。

そうか。と、作物に向き合う真剣さは、心動かされるものがありました。

覚悟を決めてから、少し違った目で見れるようになったかもしれません。

自分は、何者だったのか。
ぬるま湯に浸かって、お金ぼちぼち楽に稼いで、生活の糧は他人任せで、のんべんだらり生活。
を実践しようと思えばできる位置に居ました。甘んじれば軟弱者で終わるっすね。

もし自分が、第一線を担う地元の農家だったら??
そういう過去の自分に対して、怠け者…と思うか。或いは。。。

ちなみに過去の自分から見た現場の人への感情は、記事に述べたとおりです。
すごいなぁと尊敬できる部分と、なんでかなぁと落胆する箇所と両方。

両方の視点から、自分なりの農地との向き合い方を形作って、皆と住みよい集落を築いていこうと思います。


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現地の農業事情、問題点

っと、農業ド素人の自分が偉そうに何言うか…
と、先代から言われそうです(o _ o。) 仕方ない。

しかし、農家さんは作るのプロでも、商売のプロではない。
収益は作ったものを売ってなんぼ、その辺、ちょい書く。

よーは、肝心の「売る」のを他人(店とか農協とか)に丸投しよるのが問題です。
自分の作りやすいもの、作りたいもの、代々作ってきたものを惰性で作り続けても。
買ってくれる人が居てなんぼ。その絶対数や需要は、そこそこ限度があるわけで。。。(時代によっても変わるし)

此処は、特産品がふるーつです。ふるーつ天国で素晴らしい!
その季節になると、旬の果実がざーーーーーっと出回ります。うへえ、、そんな食えん。。。同じのが毎年出回ります。お裾分けでも沢山いただきます。美味。堪能。
まぁ、観光客に向けたおみやげ用ではあるのでしょうが、とてもとても捌ききれる量じゃないのですよ。

皆それしか作ってないん????ってくらい。おかしな話。
値崩れしても文句は言えない。収益は、言わずもがな。

あうーーー・・・

 

なんでやねん。大量生産の弊害か。

さて、特産品以外の、リンゴ農家さんが一つあります。
地元のリンゴはそこしか作ってません、だから、リンゴさん農家は重宝するです。毎回季節になるとそこで買います。

お気に入りです。素晴らしいです。

どうして皆、他のを作らないんだろう???
まぁ、苗木とかのラインナップがそもそも無い。。。かもしれないけれど。

 

買ってくれる人の需要はどこにあるのか。
誰に向けてどんなふうに食べてくれるのを想定してるのか。
で、作り方も違ってくると思われます。

自分で作ったもの直に売って、買ってくれた人と顔合わせてお話して、リクエストも聞いたりして
ってやると、もっと作る方の心も、耕作プランも変わってくるんじゃないかなぁって感じました。

まぁ、売るのは売る仕事で大変なんですけどね。
丸投げせんで、その辺ちょっと意識したい。ネットに向けても限度在る。

うーむ。


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現地の農地事情

これから農業を始めるにあたって、しょーじきな所、マイナスからのすた~とかな?って思いました。

移り住んでみた場所での、農関係のこと。
昨年までは、農に直接関わってきたわけじゃないですが、自分なりに感じた部分を取り上げてみようと思います。

まず、土地が見放されております。荒れ放題です。
自分から、そういう場所を求めていったというのもありますけど。
しかし、荒れ放題っぷりが凄まじいです。

田んぼは、毎回親切にしてくださる地元の方が、昨々年度までお世話していたという。
この場所に来ると、その方を思い出して、しんみりした気もちになると同時に、少し悲しくもなってきたりして。

えっと、ここは山に囲まれた田んぼでして、水田として見るに様々な問題を抱えているらしいです。
まず獣害。コレでもかというくらい荒らされる。柵があっても無駄。
次に水。水は、もう周りの人が誰も使う人いなくて、水路が機能してないのだそうな。

おまけに、接する道路の整備とか草刈りは義務、そして固定資産税は否応なしにかかるし。
地元の班長さんいわく、「負債だらけの場所」だそうな…

というのが、自分は1反と少しを使わせていただくことになったのですが
その十倍はくだらない広さの土地が、放置されてる感じですよ。

試しに一年、少しだけ籾殻を蒔いてみたところ、実ったは実った!
食べられたは食べられた、まぁ満足するできには程遠いかな。しかしいい感触を掴めたのではありました。

。。。しかしこれ、従来の農業のやり方ではどうにもならんやろなっとも思いました。
機械を導入してが~ってやるやないですか。大体の農家さんはそう。
やないと、普通(と言われてるような)の生活水準を保つのに必要な収量を賄えんからと思われる。

と・こ・ろ・が・・・
そーいった機材の設備費とか維持費とんでもなく高い、しかし山の田んぼは満足な水田環境をつくれなく、収穫はまちまち、或いは自然災害獣害で全滅。
経費分、丸々赤字!!! と、どーにもならん状況のようです。

もっと作りやすい場所は平地にある。そちらで農家さんは作物を作る。さいで。
山の農地は、なんというか、打ち捨てられてる感が半端無いんですよね。若者離れもそーだし。

いくつか畑となる場所を確保しましたが、他にも何年も人が入ってなくて藪で封鎖された畑とか…
平気でゴミや肥料袋の残骸が捨てられてたりとか、除草剤の袋とか、よーわからんビニールとか。。。
何袋分くらい、除去したやろ〜かって… なんかね、ゴミ拾い、後片付けの方に時間を取られまくりました。

さぁ植えよう!!!がスタート地点やないですか〜。
しかし、現実は厳しい。先に前任者の後片付けから入れやゆーわけです。
どこもそんなもんなんですかね。

お陰で、その場所が以前、どういうものだったのか。というのを、少し感じることができるのでありました。

しゃーないものでしょう。実際、苦労されてん。
うちは時間たっぷりあるし、今後お世話になるさかい、まず向き合うべき仕事やろな。


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お金依存の罠

まぁ、インターネットとそれを扱う多少の経験があれば、山奥にいながら商売ができてしまうですよ。
利益を出すのは容易。なぜなら、ほとんど経費が要らないから。

家賃はただみたいなもの
移動の必要がない、つまり車が要らない。
食べ物は、その辺で手に入る。しかも安い。美味い。
かかるのは電気代と多少の食費くらい。

まさかここは楽園ではないか?

と錯覚するほど、暮らしやすい山小屋暮らしでした。

まぁ、食べ物系は自分で育てる手間より、稼いだお金でお世話になったほうが早い!
というのもありました。

それでたぶん、畑に対する作物への愛着とか、薄かったんじゃないかなぁって思います。
木の実とか果樹を植えるのも、これから楽しみでなりませんが、まだ土地の確保ができておりません。
つまり農的な部分の結果はどれもこれも中途半端。網反省ではあるまいか!と感じる。

お金優先の罠は此処だなって、自分で感じました。
確かに、お金というツールを利用すれば、それを簡単に確保できる立場を築けたなら(額の大きさではなく、収支のバランスとして)
これ以上ないほど、生活がヌルくなる。全くもって生きるのが楽になる。

一方で、お金に依存し過ぎると、生きる力そのものが軟弱になっちまう…まるで話しにならん人間になっちまうなって。。。
ほら、鍬を振るうにしても、軟弱な筋肉ではあっという間に音を上げるし、
必要な物を、自分の手で創りあげることもできない。..木の棒を何にも活用できないでさ。

ロクに作物も育てられんで、お前何やってんだ??????って、なるやないですか。。。
自分は此の一年で、そんな軟弱ぶりを痛感させられました。
都会の仕事に気を取られてた分、実地の住まい環境は、何とも殺伐としておる。人呼べんよ。サバイバルや。

その一方で山暮らしの先輩たちの、米作りも薪割も日々のご飯も、本業の仕事ぶりも、すばらしいの一言。
一日一日の生活の中に、作物と向き合ったり、鳥さんや木さんや草さん花さんと向き合ったり、動物と対話したり。
丁寧に丁寧に、生命と接して生きてる。。。その温かみが、ふと感覚として、その人の周囲に溶け込んでるように感じる。

目標にしたいような、素晴らしいお家がいっぱいなのです。

気もちが通じてるから、先輩方の住まいは居心地がいいんだろうなって。

反省。
これからは都会での仕事に向けてたエネルギーを、自分の日々の生活そのものに向けて充実させていく指針。その方がずっといい。


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ライフスタイルの今後のトレンド

都会に対してネットを通じて商いして
田舎で暮らす…

ここ一年間で、鉄板のライフスタイルだと感じました。
なぜなら、貨幣価値の差で美味しいとこ鳥できるから。

田舎は物価が安く、多少の稼ぎで暮らしていけるのに対し
都会は貨幣価値が高い(特に都内とか)ので、そちらに向けて高額な売上をこなすことができる。
まぁ、何ということでしょう。

実際、ここ半年くらいは月数万円程度で暮らしていけるような感覚でした。
けっこう贅沢してるんですよ。美味しいご飯、お野菜、果物、周りで当たり前のように沢山とれるから、お手伝いがてらお裾分けを頂いたり。
それが美味しいの何の…そんな生鮮食材がまたお手頃なんですよねぇ==

都会のオーガニックマーケットやと、地元相場の3〜5倍はくだらんのやないか?ちいう感じ。
地元の丹精込めて作った作物を、都会に高額で売る。お金かからない暮らししながら。飽きない商売できそうです。

経済的にみると、自分はかなりヌルい場所に居るわけなのですが(
従来の常識的なとこ色々と切り捨ててる部分もあるからなぁ。。。

まぁ、都会への憧れが一点、価値観の逆流が起こりそうな感じです。


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