麦の栽培記録
ここはおそらく田んぼ跡地
当初、もう何年か放置だったみたいで草もぼうぼうだった。
草を狩り綺麗にするとき、化成肥料の袋がいくつか。そうか、即効性の肥料使ってたか…
化成肥料の何が問題かはどこかに書くとして、とりま化成で荒れた土を甦らせねばならぬ。そこで麦の出番だ。麦は、土の中の余剰な窒素肥料分を吸収して、土に優しい緑肥として還元してくれるそうなのだ。
耕し、畝を作り、その上に蒔いた。
しかし、蒔くときにもっと土の状態を把握しておくべきだった。
かこは、水が溜まりやすくなかなか抜けない。雨で表面の土が流れやすい。湿った土は粘土状に固まり、思うように下へ根が張れない。
いくつか根が地表に飛び出してしまった。
失敗だ…
しかし麦は発芽に光を必要とする。
撒いたあと土をかけるが、深くは埋まられない。せいぜい3センチほど。
ここでなぜ麦は一直線に条撒きがいいのか。分かった。
芽が出たあとに、撒いた一直線上に土を寄せていけるからだ。
なぜその上で麦踏みをするのか?
新芽をさらに強くする、寄せた土を固める、根を地中に促せる。
なるほど、理に適ってるわけだ。
私の麦は今後も、田んぼで稲の裏作とする。この湿った粘土状の土に如何に合う作り方をするかが活かされる。
今回の失敗から感覚を掴めただろう。
初年度は間に合わなかったが、本来は藁(草マルチ)を撒いた箇所に被せ、表面の土が雨で流れないように、表土が乾きすぎないように、地中の断熱材となるようにするともっといいそうだ。
根付きが安定しないうちは、土寄せを随時。
麦踏みも随時。目安として年内に一度。それから年明けて一度、雪が積もったあとの晴れた日。様子を見ながらしようと思う。
土が馴染まないうちは、新参者は土に手をかけて覚えさせる必要があるのだな。学んだ。
私の経験もそうだし、土だって育てば、以降少しずつ栽培しやすくなってくるものだ。



