何もかも不十分な初年度

畑の土が目の前にある。理想には程遠い。
ずっと放置されてた場所、地面は固く、日光も十分ではない。

経験もほぼない。
種は他所から分けていただいた大切なモノだが、この地に、私の育て方に応えてくれるかは未明。

人参
レタス
トマト
セロリ
ナス
ジャガイモ
ほうれん草
牛蒡
サツマイモ
キュウリ
メロン
スイカ
ズッキーニ
冬瓜
カボチャ
ひまわり
トウモロコシ
枝豆
生姜
里芋
茗荷
ネギ
ハーブ類

。。。

同じ畑の一画でも、日なたと日陰、草の多い場所少ない場所、特徴がある。
思いつく限りの野菜の種を、調べうる限りの最良の地点と組み合わせで設計し、蒔いていく。
初年度からいきなり直播きした。その方がいいと思ったから。

けれども、どれが蒔いた種の芽で、どれが雑草の芽なのか、一年目だとよく分からない。
一応は、畝の真ん中に一直線に蒔いて、撒いた地点に刈った草を敷いておいたので、植えた地点の場所に出てくる芽を注意深く観察する。。

 

人から聞いた。
芽出しの最初、周りの草に負けやすいのだと。
だから苗で育てたり、除草を丹念にするのだそうだ。

私は、初年度から種蒔きのみで実らせたかった。手間を掛けたくない。
来年以降も楽できるように。来期以降は違うことに挑戦できるように。

 
果たして、初年度の種はいくつ応えてくれるだろう?? 
私のやったことがどれほどの実りをもたらすのか。
初年度、先代の土地に試されるわけだ。
出来具合で、私に許される生き方の裁量が決まる。
 
 
蒔いた結果は必ず出る。
それぞれの種がメッセージを返してくれる。
種は応える!


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種蒔き時

種蒔き真っ最中。
予め作ってた畝に一列ずつ、色んな種を蒔いてます。
一日数列ずつ、よくよく植え合わせを考えて。

とはいえ何を何処にどのように植えるか、殆どは冬の間に考えてました。

基本は自分たちの年間必要なものを植える。

相性の良い植え合わせ、組み合わせるハーブ類、同じ畑でも場所で日当たりや温度湿度が違うので、自分とこに合うよう設計図を調整。

あと相性に組み合わせ悪いのもあるから、そうならないようにも配慮。大抵はハーブ類で仕切りを作ることになる。

さらに一年のサイクルの流れを見て、収穫時期に合わせて秋に植える作物とその翌年の場所も考えて、最終調整。

作物一つ一つもよく調べる。
日当たり乾燥した土が適してるもの、湿ってる土が良いもの。特定の作物を後に植えるとバランスがとれるもの。

支柱が必要な時は背丈の高い作物(ひまわりなど)と一緒にしたり、
影になる方がいい作物は、その後ろ側に配置したり。

ぼちぼち考えておりました。
とはいえ最も重要なのは土の力如何でありますゆえ、私の能力の及ぶ所ではないのでございます。

できる最大限は、今この時の地力で、植物たちに如何に励んでもらうか。設計図とはその為の心遣いなのでございます。

まぁ実際に植えてみないと机上の図面も確かではないがの。

種を蒔いた後に刈草を敷く。
もともと笹が群生してたので早速役に立った。

新月に至り、いよいよの種蒔き時(‘ ‘*)


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参考書

思った。

 
耕耘
土づくり
種蒔き
育苗
植え付け
水やり
草取り
肥料
選定
収穫
自家採種

今のご時世、作物を育てるイメージは「やること一杯で大変」
なのだが

 
それは現代の農業が、限られたスペースで多くの収量を目指す!だからだ。
経済優先主義では、人の作業量なんて考えず、結果(収量)だけをみる。

そして、収量の多くなる方法が最善であるとの宣いで、技術は継承されておる!!!!

ここで我に帰った(。0 _ 0。)ノ
ああ、これまでの参考書は参考にならんわ。
旧概念が逆にイメージを縛っておる、邪魔。

働いたら負けでござる。
収量なんて最低でも家族が食える分で賄えればいいのだから。
もっとフレキシブルに、のんびりと打って出ていいではないか!

種蒔⇒畑の土に直播きすることにした。藁被せます。
あとは天と地におまかせじゃ。自然の雨。土の地力。

行程が一気に「種蒔!」1つで終。。。

自家採種を繰り返せば繰り返すほど、作物は土に馴染むそうなので。
1年めはほぼほぼ年越し目的で植える。気張って種のこしよ(。0 _ 0。)ノ
で、「俺は働かんから自力でなんとかしろ!」を種子孫代々教えこませる。

大きくなるまで観察。観察。たまにお昼寝。

畝と畝の間は人が通れるくらいゆったり。
ハーブやお花も植えるですよ。
収穫!食べる。美味い。

で、自家採種だ。

自家採種は、もはや丸ごと保存な感じ。優秀な子と、びっくりするくらい要らん奴を2極性じゃ。最アホちゃんは土のカンフル剤+養分にしとく。
次期までは全部ひっくるめて保存すりゃ、エエカンジやと思う。
選別????株ごとじゃ!!! もしくは実ごと。お見事!

来年は株ごと種の部分と一緒に植えるか、実ごと埋めりゃ、種蒔きも楽じゃ。

 
土地の遊ばせもええよなぁ。。。

二毛作って、表のスペースと裏のスペースと縞々に分けたら、通路部分がそこになってもっとやりやすそうだ。

米⇔麦
蕎麦⇔麦
芋⇔麦

おお、麦主役だ(‘ ‘*)

あとは樹。
これ一回植えて根付けば、年々何か実らせてくれるから素晴らしい。

うむ!

農園は、作業いらずじゃな。
種蒔だ。種蒔を極める!


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麦の栽培記録

ここはおそらく田んぼ跡地
当初、もう何年か放置だったみたいで草もぼうぼうだった。

草を狩り綺麗にするとき、化成肥料の袋がいくつか。そうか、即効性の肥料使ってたか…

化成肥料の何が問題かはどこかに書くとして、とりま化成で荒れた土を甦らせねばならぬ。そこで麦の出番だ。麦は、土の中の余剰な窒素肥料分を吸収して、土に優しい緑肥として還元してくれるそうなのだ。

耕し、畝を作り、その上に蒔いた。
しかし、蒔くときにもっと土の状態を把握しておくべきだった。
かこは、水が溜まりやすくなかなか抜けない。雨で表面の土が流れやすい。湿った土は粘土状に固まり、思うように下へ根が張れない。

いくつか根が地表に飛び出してしまった。
失敗だ…

IMG_20170216_142332

しかし麦は発芽に光を必要とする。
撒いたあと土をかけるが、深くは埋まられない。せいぜい3センチほど。

ここでなぜ麦は一直線に条撒きがいいのか。分かった。
芽が出たあとに、撒いた一直線上に土を寄せていけるからだ。
なぜその上で麦踏みをするのか?
新芽をさらに強くする、寄せた土を固める、根を地中に促せる。
なるほど、理に適ってるわけだ。

私の麦は今後も、田んぼで稲の裏作とする。この湿った粘土状の土に如何に合う作り方をするかが活かされる。
今回の失敗から感覚を掴めただろう。

初年度は間に合わなかったが、本来は藁(草マルチ)を撒いた箇所に被せ、表面の土が雨で流れないように、表土が乾きすぎないように、地中の断熱材となるようにするともっといいそうだ。

根付きが安定しないうちは、土寄せを随時。
麦踏みも随時。目安として年内に一度。それから年明けて一度、雪が積もったあとの晴れた日。様子を見ながらしようと思う。

土が馴染まないうちは、新参者は土に手をかけて覚えさせる必要があるのだな。学んだ。
私の経験もそうだし、土だって育てば、以降少しずつ栽培しやすくなってくるものだ。


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寒い季節

じーっとうずくまってる。
冬眠。撒いた麦も雪ノ下でZzz…
生き物たちは、どんな夢をみているのでしょう。

私もこれから何を植えようか。
どんな畑にしようか?色々想像を巡らせては思考しています。

いきなり春!ではなく
こうして考えられる時間があるから
よりよい種蒔きができてくるのでしょう。

考えれば考える程、先人の知恵を借りれば借りるほど
よりよい展開がイメージされていく。

 

 
雪。あたり一面銀世界
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夜、満月の下。銀色。
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