最初に草刈り

想定。
自分のイメージを思い通りに描くには、最初に真っ更なキャンパスを用意する必要がある。

引き継がれた土地は雑草とかで荒れ放題、何となく可哀想だけど草は一度刈っておかねば。
これから何を植えるかで最適な植物種のバランスは変わってくるし、基本となる麦種をまず根付かせるためにも、地下の根のスペースを確保したほうがよいと感じた。

 

響きわたるシベリア杉アナスタシア第一巻では、そこに生えてた雑草は少なくとも1種類ずつ残して…とある。逆に言えば、それ以外は抜いてしまっても間違いにはならないと解釈(最適解とは言えんかもしれんが)

と自分なりに考えて、最初の荒れ地を草刈りリセット⇒土を耕す
そして土地を白紙に近い状態にすることにした。

土に触れると、そこに生えてた雑草と地面の状態の相互関係が何となく感じ取れる。
林に近く日当たりの悪い向こう側は、草丈の高い植物がムッ週していて、土は程よく湿っている。養分もありそうだ。雑草さんはこうして働いてくれてたわけだ(‘ ‘*)

林側の草地

笹の雑草

土の状態

草陰で見えなかったゴミや人工物も多数見つかり、手作業だから綺麗に回収できた。

 

反対に日当たりの良い小屋側は石が積んであって雑草もまだら。
何となく乾燥してる、土も固く、ちょい荒れ気味な感覚でした。

始まりの原野
 

 
うむ、地形の特色が出とるな。

ちな、草刈りのコツ、根っこと地表の成長点を刈ると生えてこなくなるよ!と現地の先輩から教えてもらいました。なるほど。

草刈り

とりま綺麗に耕し、畝を作って一面に大麦を植えていきたいと思います。
草刈りは終了、あとは耕して麦蒔。11月中にできるかな?

草原

ちょうど月末が新月です(‘ ‘*)
新月のタイミングで根付く力が強まる。


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何もない寒さを体感して、優しさの温かみが視えた

たぶん、長い間見捨てられていたのだと思います。
土地の様子、山道の様子。人が通った気配がなく、藪が生い茂る。
農地は雑草がたくさん茂り、小さな林みたいになってる。
 
新しく越してきた私にとって…
そこは何もなく、自然の荒々しさそのままで
冷たい、目に見える動物さんの気配もほとんどない
 
 
そこに棲むはずだった人間の不在。伸び放題の草。
本来は愛にあふれた自然の姿の、その恩恵を共有できる生命がおらず、ただ自身の内に燃やさねばならぬ時。
いったいどんな気持ちで、どんな想いで、人との隔たりに生じた孤独を、感じていたのだろう。

今、その感覚の中にいる。
とても寒い、もうすぐ冬。
パートナーの居ない独り者の心地。

何も知らない、荒れた自然の中でポツンと居るのは
冷たさと、寂しさと、孤独感に打ち震えてしまうものでしょう。

 
都会で暮らしてた自分は、人間的に貧弱で。
最初の自然の有り様に、向き合う力がまだ足りなかった。

都会では、当たり前のようにぬくぬくとした生活を送ってました。
お店に行けば美味しい食べ物がでる、お金を払えば何でもできる。
その代わり、お金を得るために働かねばならないけれど。。。
 
世の中の経済の流れをみると、手近にお金を稼ぐ手段というのは不自然なことが大半で、地球にとって優しくなかったり、色んな製品が出まわる度に環境を少しずつ壊していくことを感じるようになって、そのジレンマをストレスに感じ、体調を崩してしまって…

 
今あまり十全とは言えない状態で、最初の敷地内の整備。

 
自分にも、土地にも、申し訳ない想いです。
こんなにボロボロにしてしまった。早く健康に成りたい。
土地さんにも、もっと色んな生き物たちが根付いて温かくなって欲しい。

 

山は寒く、時々山を下りて、人里でお世話になる機会がありました。
新参者の私に、色んな人が優しい眼差しで向えてくれた。

都会で、今まで人がいっぱいいる中では分からなかった。
優しさって、温かいんだなって。

 

今まで自給自足できる土地がない、何もできない。
お金が足りない。ないから稼がなきゃ。
でもどうして自分はこんな仕事しなくちゃいけないの??
やりたいようにできないの??

現状に不満をもちながら、それでも目標を持って進んできた今までの…
夢の土台を得るのに必死で、精一杯で、感じる余裕がなかった

こうしてやっと土台を得て、想定外に何もない環境を実感してみて、
そしたら周りの方々の優しさと、温かさが、わかるようになった。
それぞれの、温かい優しい気持ちを感じられるようになりました。

 
まるで星みたい。
電灯だらけで見えなかった優しい光が
何もない暗闇の中で、はっきり視えた。

 

色んな優しさの形があるんだなって思いました。
特に食べ物。食べ物の味。

ほんとうに、心のこもった料理は、食べると温かいのです。
本物の食材の味は今までも感じてたけど
「温かさ」というのが、こんなにも心と身体を癒やしてくれるとは…

山奥の冷たさを経験して、感じるようになったのでした。


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週末ダーチャ(半農半X)の考えは素晴らしい

土地を手に入れれば自動的に自給自足生活に突入できると思っていた。
実際は違った。先代から土地を譲り受ける上で、様々な想定外に対処せねばならぬことが明らかになった。

始まりの原野

土地そのものを居心地よくするために。
ゴミや要らない人工物を取り除くこと。
土壌を肥沃に育てていくこと。
小屋を建て、少しずつ暮らせる状態にすること。
水場の確保。 

これらを同時進行で、少なくとも数年は見積もる必要がある。

 
私の場合は、秋ごろに土地を購入、家や水場は最初から付いてたので(素晴らしい)
現状を見て次のような予定を立てた。

11月…家の周りの瓦コンクリ石拾い、大麦を農地一面に蒔く。
12月…農地の両サイドにマテバシィの苗木を植える、引き続き石拾い
1〜2月…石拾い…寒い、そろそろ終わって欲しい。。。農地はやることない、たまに実家に帰るわ
4月…陸稲の苗を育てる
6月…麦収穫後、陸稲を植える
10月…陸稲収穫??

 
大麦と陸稲は、藁で敷き詰めて土壌の基盤を創るためのもの(収穫できたら尚いいが)
両サイドのどんぐりマテバシィ苗木は、土地そのものの生命力(微生物の発酵力)を活性化させるもの(しかも実が食べれる!)

1年計画で、とりあえず土地の状態をクリアにすることを目的にする。
最低1年、、、新天地で即自給自足は出来ないわけだ。

 
とすると、土地買って移り住んで今の仕事をいきなりストップするのは愚かだと分かる。
私の場合、場所を選ばず仕事できる職種なので、ここは大丈夫だったが。

少なくとも今の仕事を続けたまま、何処かの土地を買って、休みの日や週末にふらっと赴き、現地の整備したり植えたり世話したりを無理なくするのが、調度良い塩梅なのだと思う。
こういった週末ダーチャの考え方はすばらしい。東京では、ほぼ同義のことばで半農半X(X=その人の職業)と呼ばれてるみたい。

 
そうして少しずつ自給自足の方向にシフトしていけばいい。
盤石になるまで何年かかるかは、土地の状態と当人の作業のペースによる。
それぞれのペースで、無理なく進めるのがいい。

 
といった暮らしぶりを親しい間柄の人たちに話したら、同年代の男性はけっこう羨ましがってた。
俺もこんなんしてみて〜って。男の人けっこうロマンあるよね。

それなら皆も週末ダーチャ(半農半X)してみると良いの(。0 _ 0。)ノ
農地とか山林は安いよ。貯金してたら仮登記でやる気があれば買えるよ!
そういったツテを、空き家や放りっぱなし農地の多い田舎で探すのですよ!!!

進むべきは夢の実現じゃ。


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想定外の積み「石拾い」

先代の残したものに対し、感心するとこもあれば、なぜそんなことするのか!と自分の常識ではあり得ない状況を前にすることもあります。

他者から譲り受ける土地は、まさにそう。
何かを始める前に、目の前の想定外と直面せねばなるまい。

人生には3つの坂がある。
上り坂、下り坂、そんな…

まさか。。。

瓦礫積み

 

…(‘ ‘;)
 
まさか家の周りに瓦礫が打ち捨てられていようとは。
いや坂の土台になるのはわかるけどね、コレ全面…めったくたに景観が損なわれておる。

うーん。。。
先代はなぜこんなことしたんだろう???

 
瓦の残骸は役目を終えとる。
いくら土から生まれたとしても、固い残骸は分解にとっっt−−っても土地のエネルギーを費やす。
だから体感的に寒くなるし、居心地が良くない。何より歩いてて楽しくない!!!

と、先代とのセンスの違いを感じるのです。

 
空き地の活用は、自分のセンスに合わせるの!!!
家から畑まで、歩いてワクワクするような、楽しめる道じゃないといけない!!!

先代は立派な小屋を自分で立てて、すごいなって感心してた。
でも1年足らずで手放して、何かの縁で自分に譲ってもらう形になった。

どうして先代は、自分で建てたものをすぐ手放したりしたんだろう?
ちょっと不思議に思ってたんです。

もしやこの瓦の残骸…やりっぱなし。。。いくら家周りの土台になるからって…
乱雑で心落ち着かないの感じてしまったから、もういいやって手放したんじゃなかろうか?と思ったりした。

土地さんの想いが、もしかしたら以前の仕事ぶりを気に入らなかったかもしれない。

  
これら、拾って撤去だな。
かなりの量。どうしましょかな?
違う人のやったことをリセットするお仕事ってちょっと苦しい。
業者さんにお手伝い頼もうかな。

 

人為的な積みを精算して、綺麗に生まれ変わらせ土地さん(。0 _ 0。)ノ
ここ土地の土台の役目は、リセットしたら「樹」を植える…ですよ。
自然の力でしっかり根付かせるのです。


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小屋の造り

先代の築いた小屋には、思いもよらない素晴らしい所がありました。

始まりの小屋

 
それは、入り口から入った一つ目の部屋が土間になっていることです。
土間

土間、下が地面になってるお部屋。
山の暮らしは外の作業が主になります故、帰ってきた時に下が汚れるのを気にせずくつろぐことが出来るわけです。なるほど、その場で衣類も着替えられて、さらっと外の洗濯機で洗える。お風呂にも直結。

そして両サイドには作業台があり、色んな道具を置けます。
調理器やポットなど、あと良く使うものを引き出しごと。
真ん中に椅子一個置いて、憩いの間に早変わりです。
炊飯器×2のフル活用で、いつでも味噌汁ご飯たべれる。

調理器具
夜なのでちょと暗いかな?

で、主に土間がくつろぐ中心になってしまいました。
あとは奥に寝室があればいい、小屋の間取りは、だいたいそんな感じです。
なるほどよく考えられてるなと感心しました(‘ ‘*)


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