何もない寒さを体感して、優しさの温かみが視えた

たぶん、長い間見捨てられていたのだと思います。
土地の様子、山道の様子。人が通った気配がなく、藪が生い茂る。
農地は雑草がたくさん茂り、小さな林みたいになってる。
 
新しく越してきた私にとって…
そこは何もなく、自然の荒々しさそのままで
冷たい、目に見える動物さんの気配もほとんどない
 
 
そこに棲むはずだった人間の不在。伸び放題の草。
本来は愛にあふれた自然の姿の、その恩恵を共有できる生命がおらず、ただ自身の内に燃やさねばならぬ時。
いったいどんな気持ちで、どんな想いで、人との隔たりに生じた孤独を、感じていたのだろう。

今、その感覚の中にいる。
とても寒い、もうすぐ冬。
パートナーの居ない独り者の心地。

何も知らない、荒れた自然の中でポツンと居るのは
冷たさと、寂しさと、孤独感に打ち震えてしまうものでしょう。

 
都会で暮らしてた自分は、人間的に貧弱で。
最初の自然の有り様に、向き合う力がまだ足りなかった。

都会では、当たり前のようにぬくぬくとした生活を送ってました。
お店に行けば美味しい食べ物がでる、お金を払えば何でもできる。
その代わり、お金を得るために働かねばならないけれど。。。
 
世の中の経済の流れをみると、手近にお金を稼ぐ手段というのは不自然なことが大半で、地球にとって優しくなかったり、色んな製品が出まわる度に環境を少しずつ壊していくことを感じるようになって、そのジレンマをストレスに感じ、体調を崩してしまって…

 
今あまり十全とは言えない状態で、最初の敷地内の整備。

 
自分にも、土地にも、申し訳ない想いです。
こんなにボロボロにしてしまった。早く健康に成りたい。
土地さんにも、もっと色んな生き物たちが根付いて温かくなって欲しい。

 

山は寒く、時々山を下りて、人里でお世話になる機会がありました。
新参者の私に、色んな人が優しい眼差しで向えてくれた。

都会で、今まで人がいっぱいいる中では分からなかった。
優しさって、温かいんだなって。

 

今まで自給自足できる土地がない、何もできない。
お金が足りない。ないから稼がなきゃ。
でもどうして自分はこんな仕事しなくちゃいけないの??
やりたいようにできないの??

現状に不満をもちながら、それでも目標を持って進んできた今までの…
夢の土台を得るのに必死で、精一杯で、感じる余裕がなかった

こうしてやっと土台を得て、想定外に何もない環境を実感してみて、
そしたら周りの方々の優しさと、温かさが、わかるようになった。
それぞれの、温かい優しい気持ちを感じられるようになりました。

 
まるで星みたい。
電灯だらけで見えなかった優しい光が
何もない暗闇の中で、はっきり視えた。

 

色んな優しさの形があるんだなって思いました。
特に食べ物。食べ物の味。

ほんとうに、心のこもった料理は、食べると温かいのです。
本物の食材の味は今までも感じてたけど
「温かさ」というのが、こんなにも心と身体を癒やしてくれるとは…

山奥の冷たさを経験して、感じるようになったのでした。

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